学生時代について
服飾関係で有名な大学に通っていたこともあり、文化祭のなかで催されるファッションショーは本格的なものでした。実は私も、そのショーに出場するチームにおいてモデルとして参加することとなり、プロの講師の指導も受けながら、仲間たちとウォーキングやポージングについて、何度も練習を重ねました。チームで一つの目標に向かって頑張ることの楽しさや、大盛況で幕を閉じた時に味わった達成感は、私の一つの宝物です。
かつて-10kgのダイエットをしたことがありました。着たい服が着られる。たったそれだけのことなのに、あれほど気持ちが明るくなり、毎日も楽しくなるとは……。私にとってその体験は、あまりに鮮烈でした。そういうこともあって、就職活動をはじめる時最初に頭に浮かんだのもこのことでした。「当時の私と同じような悩みを抱える人に、正しい知識と確かな技術でサポートできたら、それはきっと素敵な毎日となるに違いない——」。エステティシャンへの道を志した理由です。思い定まったら即行動、徹底してやるのが私のポリシー。大学3年で卒業に必要な単位を最大限取得し、大学4年生の時、私はミス・パリ・グループが運営する美容専門学校に入学しました。そしてプロへの道を歩みはじめ、今日へと至ります。一生懸命で熱い仲間に囲まれ、いつの間にか私も熱い女性に(笑)。元気のないお客様がいらっしゃると、元気注入係として呼ばれることもしばしば。自分の存在がお客様の笑顔に繋がり、自分の施術によって感謝までされて。私は天職にめぐり合えたのだと思います。
今、私は『WASPA』のセカンドチーフ。新ブランドとして立ち上がったばかりのサロンで、いろいろなことが手探りのなか、自分たちの仕事がブランドイメージの確立へと繋がることに、このうえない誇りとやり甲斐を感じています。セラピストとして働くかたわら、広報活動に加え、イベントの考案・実施、商品開発、営業なども自分たちの手で行っています。なかでも私がメインで担当するのが営業活動。主にホテルが訪問先となりますが、まさか一人のビジネスパーソンとしても成長できる機会を与えてもらえるとは夢にも思いませんでした。今、着実に営業の成果が現れ、外国のお客様やご高齢のお客様のご利用も増えています。エステが美を追究するなら、スパは健康をもたらします。サロンワークを通じて、私は多くの方々に美と健康をお届けしたいと思っています。そのためにも今後は、語学を学び、国際資格も取って、世界に通じるセラピストとなることが私の目標。来たる社会を見据え、日本の未来を明るく元気にするお手伝いができればと願っています。
服飾関係で有名な大学に通っていたこともあり、文化祭のなかで催されるファッションショーは本格的なものでした。実は私も、そのショーに出場するチームにおいてモデルとして参加することとなり、プロの講師の指導も受けながら、仲間たちとウォーキングやポージングについて、何度も練習を重ねました。チームで一つの目標に向かって頑張ることの楽しさや、大盛況で幕を閉じた時に味わった達成感は、私の一つの宝物です。